三一一〇休符です。
前回キャラクター制作の流れについてアイカさん流を教えてもらいました。
キャラクターの作り方ってあまり人の聞く事ないなと思って。新鮮ですよね。
今回は休符流です。流とか大層な事言ってますが、言っているだけです。
アイカさんちのオリジナルキャラクター、愛らしさと不思議な感じがとても好きなのですが、私のオリジナルキャラクターも風味が似ていて、なんだかちょっと不思議なオーラを醸し出しています。
Monster Marchのキャラクター一覧
オリジナルキャラクター:モンスターマーチ(以下表記マーチ)
元祖のキャラクターは10人です。ここには描いてませんが、後に増えたキャラクターはプラス5人います。
(蜂やお花のキャラクターを見たことがあったらその子達のことです)
今の所完成しているのは15人なので数はアイカさんと同じくらいです。更に未完成のキャラクターがまだいますが…いつ完成するのやら…
性格が先か?外見が先か?
どちらが先の時もあります。
感覚的には五分五分な気がします。
性格でも外見でもなく単なる言葉からの時もあります。
ビックリゴシは、私が過去にぎっくり腰のことをそう呼んでいました。
幼い頃、知らない言葉は今自分の知っている言葉に脳内で勝手に変換されて聞こえていたので
こういうヘンテコな言葉でたくさん恥をかいてきましたが
今となっては良い創作の種です。
性格
マーチの皆はサバサバしていたり、甘えるのが上手だったりと、とても様々なんですが
そういった性格に至った経緯を考えます。バックストーリーというんですかね。
例えば、わわわんは、ケルベロスをモデルに制作したのですが
本来のケルベロスは冥府の番犬をしていて、逃げ出そうとする亡者は捕らえて貪り食うという、とても険しい顔をしています。そして主人に忠実。そこから、優しいケルベロスがいたとしたらどんなかな?と
〜もしも〇〇が⬜︎⬜︎だったら〜でストーリーを生成していきます。
わわわんの場合、ケルベロスのなり損ない的存在。
逃げ出そうとする亡者を何も言わずコッソリ逃します。逃す度にどつかれて、度重なり後にクビになっています。マーチの皆と出会うのはその後です。
キャラクターを作る上で性格が先か、外見が先かでいうと、わわわんは性格が先です。
外見
マーチの皆はバックストーリーが穏やかではないので、キャラの外見は優しい雰囲気になるようにしています。
怖すぎず、痛々しくない感じ。血などを描きません。
ぱっと見小学生でも見れる見た目をしているが、踏み入れると胸がざわざわする感じ、が私の最高ライン。
外見から生成したキャラクターは、分かりやすいので言うと
ポスです。
見たまんま郵便ポストから着想を得ています。
一昔前の郵便ポストを可愛いなと思って眺めていたら、妄想が足を生やして歩き出したのでポスを形に起こしました。
外見から生成した場合にもストーリーや性格は考えます。
相互関係
アイカさんも言っていましたが
キャラクターを1人考えて終わりということはあまりありません。ご依頼の場合は例外もありますが、創作の場合はキャラクターの関係性を展開していきます。
ラクちゃんが不機嫌な時のみんなの対応はこんな感じです⇧
ちなみにマーチの場合は大きく2つにグループ分けされていて、そこから個々の関係を紐解きます。
個人的には相互関係でキャラクターの解像度が上がるような気がしています。
とはいえ、マーチもまだまだ練り練りしているマイワールドなのでこれからも構想が続きます。
名前
私の名前の付け方はとてもくだらないです。オヤジギャグ的。
ヒロ:ヒーローになりたいから
ウシギ:牛と兎のモンスターだから
わわわん:わん(犬)が3頭でわわわん
ビックリゴシ:ぎっくり腰の聞き間違い
などなど、くだらないのでこれ位にしておきます。
くだらないのですが無関係な名前をつけられない性格なのか、説明のつかない名前を設定することができません。かっこいい名前に憧れあるんですけどね…
まとめ
キャラクターを作る中で自分自身の事で新たに気付く事も多々あります。
突飛に見えても、いつかの一瞬の自分と繋がっている感覚があるので、生み出したキャラクターというのは自分を映すなぁと。大人になって、それなりに苦労したり、色んな視点を持つようになってから、この親から私は生まれたんだなと思う事がよくあって、それを単に傍観している自分もいれば失望している自分もいるし、幸いだと思っている自分もいる。とても一言じゃ表せないそれらは、私の創作に確実に関わっているように思います。
あくまで私の場合はですが、創作キャラクターを作りながら自分への理解を深めようとしているような気がします。なんとなく。
皆さんはどんな作り方をしていますか?〜月並みな締め方〜